ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

手放した服が、思いがけず返ってくる。

こんばんは、ヤマネコです。

シーズンの終わりごとに服の整理を続けています。一部手放した服があったのですが、思いもよらない形になって返ってきました。

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※八重アジサイ(深山八重紫?)の気品がたまらない…。

衣替えの際に「もう着ないかな」と思った服は、色々な方法で手放しています。売ったり譲渡したりが難しいレベルのものは、できるだけウエスやリメイクの材料として使い切ってから。素材的にそれすら難しければ、お疲れさま、と思いながらゴミに出します。

でも我が家にはもうひとつ、服の手放し方があります。

  • 状態…ほぼウエス行きレベル
  • 素材…できれば綿100%(植物性天然素材の配合率が高いもの)
  • 形状…シンプルな生地の服(飾り気少なめ・ニット系不可)
  • 色柄…不問

…状態を考えると譲渡などはできないとか、色柄的にリメイクに使いにくいとか、こんな服を「引き取ってくれる人」がいるのです。

そして最近もお願いしたのですが…なんと返ってきてしまいました。


古着が…

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布草履に姿を変えて。


一部、見覚えのない生地(花柄など)が入っているけれど、土台はほとんど「この服着てた!」と思う色柄ばかり。

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中央(土踏まずの部分)のボーダーのような柄は何の生地だっけ?知らない布かな?と思ったのですが…去年の制服化のあれだ!と気づいて、なんだか嬉しくなりました。

実は、前述のような古着を引き取ってくれるのは、布草履の職人さん。古着の引き取りは、布草履の素材集めの一環として行われています。

我が家の古着も材料に使ってもらえたら…と提供したつもりでしたが、そのお礼(?)も兼ねての一品。しかも、数ヶ月分溜めておいた衣類をまとめて譲渡したところ、なんと即日!布草履になって返ってきました。薄々感じてはいたのですが、数時間でサクッと作れちゃうものなんですね…それも職人技でしょうか。


夏の室内履きはちょうど新しいものを探していた(作るか迷っていた)ところだったので、タイミングのよさにも感動。

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実は以前にも布草履を頂いたことがあり、その時は鼻緒がすこし緩く、脱げやすさを感じました(伝えました)。今回のデザインだと鼻緒が太すぎるのでは…と思ったのですが、モコモコのおかげでぴったりフィットするし、かと言って締め付けがないので痛くもないし、履き心地は最高です。

布草履づくりは、素人でもそんなに難しくはないとのこと。古着リメイクとしてもやってみたいなと思うのですが、今はこの環境と人とのつながりに甘えて、作って頂いたものを大事に履きたいと思っています。


関連テーマ。


本日の猫。

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雨上がりのベランダで、外を眺める猫たち。の背後。

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触られるのが大好きすぎて…

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やめると、物足りなさそうな顔をされます。