ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

猫と暮らすリビング、夏ラグを復活させた理由。

こんばんは、ヤマネコです。

二ヶ月ほど前に秋冬春と3シーズン活躍していたラグを処分したのですが、数日前に新しいものを敷きました。

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だいぶ前に買い置いた、ライトグリーンのラグです。


ラグは寒い季節だけ。
気温が上がってきたら撤去する。
夏はフローリングを堪能する。

以前はそういうルールにしていました。


敷き物に限らず、ものを置かない広々としたフローリングは見ているだけで気持ちがいいし、寝転がったときの心地よさは格別。動きやすいし、使いやすいし、何より掃除しやすいのがメリット。

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とは言え秋冬(春)に関しては「防寒のためにラグを敷く」必要がありました。人間はともかく、猫の居場所づくりに欠かせないものだと思っています。


そんな例年のルールを曲げたのは昨年のこと。ハンモックを使い始めたのがきっかけでした。

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※昨年の写真です。

自立式(スタンドタイプ)のハンモックは、壁補強の必要がない代わりに、フローリングに置く場合は床補強を兼ねる敷物があると安心。

ハンモックは畳んでしまっておくこともありますが、場所を変えながらほぼオールシーズン活躍中。ここ二ヶ月ほどはリビング以外の場所で使っていました。

となると、ラグも季節限定というわけにはいかなくなります。

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そんなわけで、リビングにも夏のラグが復活しました。


といっても、ハンモック下に敷くだけの面積があればいいので、今夏も小さめの長方形を選択。セール品でした。

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冬のラグはできるだけ円形タイプを選ぶのですが、正円だとかえって場所をとってしまう(大きすぎる)ので、あくまで「ハンモック用の敷物」と考えるなら長方形(或いは楕円形など)がベストかなと。

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個人的には壁と平行に敷かなくてもいいかなと思っています。


ラグのあるリビング。
ラグのないリビング。

両方経験した上で、実は「床補強(ハンモックのため)」や「防寒(寒い季節のため)」以外にも敷きたい理由をいくつか見つけました。


一つは、厚みと滑り止め(裏面)のあるラグの上は「滑りにくい」という点。

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人間にも効果はあると思いますが、今回は猫の話です。

以前「ものを減らした結果、猫は走り回ることが好きなのだと気がついた」といったことを書いたのですが、これは今でも同じように感じます。そして更に、フローリングの滑りやすさにも心配が膨らみました。

対策はいくつか考えられますが、「敷物を使う」というのもその一つ。

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この上に来れば踏ん張りが利くので、興奮して疾走する猫がつるっと転んだり、ブレーキが利かないまま壁にぶつかったりという心配が少し減りました。

(そういう意味では、ラグも大きめのほうがよかったのですが…猫の滑り止めに関しては今後の課題にしています)


もう一つは以前にも書きましたが、「ラグを爪とぎにする」考え方。

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やんちゃな彼らにとって、「爪をといではいけない」と言い聞かせること自体がナンセンス。しつけがなっていないと言われてしまうかもしれないけれど、彼らが好きなように好きなことを、自由にノビノビとさせてあげるためのネコハウスです。

布で爪をとぎたい子がいるなら、布製の爪とぎを買うよりラグを消耗品と考えるほうが、ある意味で効率的でした。


更にもう一つ、「ラグを寝具にする」考え方。

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これも猫たちにとっての話。

この季節だし、クーラーが利いていてもフローリングの上で寝転がるほうが猫たちは好きだろう…と思っていたこともあるのですが、うちの子たちは「布の上」が好きなんです。

それこそ、チョイ置きした雑巾の上にも乗ってしまうくらい。
椅子の上にストールを置けばその上に乗るし、かけておいたタオルを引っ張り落として、その上にも乗る。

でもラグがあれば、そこでも満足してくれます。

しかも猫専用のベッドを買うより座布団やラグ(場合によっては私の服)のほうが人気が出るため、これも猫と暮らす上で効率的な考え方なのだと思っています。


最後の一つは、ラグを敷くと掃除が楽になること。

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一般的には逆のイメージが強いかもしれません。布製のラグを敷くことで綿埃が増える…それも間違いではないと思うのですが、わが家の場合はそれ以上に「ラグに猫の毛が集まる」というメリットがありました。同時に、周辺にふわふわ舞う猫の毛の量が減る。

集中的にラグを掃除すれば、室内全体の掃除が楽になるという筋書き。

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もこもこの掃除は少し大変ですが、念入りに掃除機がけをした五分後のリビングで、猫の毛がふわふわ移動しているのを見るストレスが少しでも軽減するなら悪くないと思っています。


ハンモックから始まったものの、結局、猫、猫、猫でした。

  1. ラグの上は滑りにくく、走り回る猫の足腰の負担を軽減できる。
  2. ラグは爪とぎにもなる。
  3. ラグは布上が好きな猫たちの居場所にもなる。
  4. ラグに猫の毛が集まるようになり、掃除の負担が少し減る。

どれも考え方次第だと思うのですが、私にとってはメリットでした。

もう一つ主観的な話なのですが、今回はなんとなく「明るい芝生」がリビングに敷かれたようで、この挑戦色もなかなかよかったなと満悦。

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「爪とぎ兼ベッド」になるラグは長寿命ではないという覚悟をしているため、わが家にとっては短期的なインテリア。だから色々な雰囲気や多彩な色が試せる。

猫に感謝の暮らしです。


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本日の猫写真はお休みします。