ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

七夕に受け入れる、願い。

こんばんは、ヤマネコです。

本日は五節句の一つにあたる、七夕。願いごとはされたでしょうか?

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私は叶える側(?)になりました。


先日、庭の写真をまとめて記事にしました。

実はこの写真を準備している段階で、知りたくなかった事実に気がつきました。問題の花はこちら。

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※再掲。

ちなみに旧記事にて、花の名前を「アマリリス」と表記していましたが、「カサブランカ」の間違いでした。ごめんなさい。


このカサブランカの横には「イタリアンパセリ」が植えてあり、先日の記事でも一緒にご紹介するつもりで何枚か撮影していました。

ただ撮影時には気づかなかったのですが、パソコンで開いたときに、思わず目を逸らしてしまうものが写り込んでいました。


虫です。

子どもの頃、理科の教科書が直視できない原因の一つだった、毒々しい模様のある蝶の幼虫が、私の(?)イタリアンパセリにいる!


見たのが一瞬でもわかるくらい、その虫は身体も存在感も大きい状態でした。だからこそ家族が気づいてなんとかしてくれるかなと期待して待つこと二日。本日早朝の庭散策で、まだそこにいらっしゃることを確認。こころなしか成長しているような。

イタリアンパセリで育ってる…。涙。


どうしよう、どうしよう、と離れたところでうろうろしながら、家族は気づかないのだろうか?とちょっとイライラして…「よもや」という一抹の不安が浮かびました。そして実際に訊ねてみたところ、

「アゲハチョウの幼虫だから残しておいてあげたい」

という返答が…ああ、やはり。


どうしても虫が苦手な私はうっかりパニックになりそうでしたが、その前に思い出しました。必要以上の殺生をしないようにしたい、という気持ちを。


私は以前ベジタリアンだった時期があったのですが、そのときだって植物の命はいただいていました。今は肉や魚をいただくことも時々あって、それは「必要な殺生」の一端なのだと思っています。

そして住環境を守るため、家の中で見つけた虫を殺すことも多々ある。庭であっても、植物を助けるという大義名分で、本能で生きる虫を「害虫」と位置づけることがある。

だからこそ、「必要以上の殺生」は避けようと。


そんな風に考えることもできるはずなのですが、心がざわついているときはスコンと忘れてしまいます。でも今回は家族のおかげで思い出せたので、「幼虫の成長を見守りたい」という願いを叶えることに。

というか私も一緒に、ちょっと離れた場所で見守ってみようと思います。ワクワクするのとは違う複雑な気持ちではありますが、献上したイタリアンパセリは美しく変身をとげるための栄養になってくれるのでしょう。

そうなってほしい。


今年の七夕はそんな祈りを捧げつつ、願いを聞き届ける日になりました。


想定外が多い一日で、そうめんを買いに行くのを失念。代わりというわけではないのですが、唐突に食べたくなってお団子をつくりました。

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たぶん私は、十五夜と七夕を混同している。


ちなみに本日は7月7日、たなばた。
一日増える明日は、7月8日。

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たなぼたの日。
皆さまにとって、よき日でありますように。


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本日の猫。

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のんびりしすぎて…

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詰まっております。