食品としての重曹とクエン酸。
こんばんは、ヤマネコです。
昨日の食用粉類リストに重曹とクエン酸を加えたので、我が家での、掃除洗濯以外の使用方法も記事にさせてください。
洗剤にも、食材にも。
ナチュラルクリーニングを始める理由は様々だと思いますが、「口に入れても安全な洗剤」という理由で興味を持つ方も多いと思います。
もともと食品としても使える素材で、油汚れを落とす重曹は膨らし粉として有能だったり、水垢汚れを落とすクエン酸は疲労回復などにも役立つので、掃除にも料理にも、多用途に使うのが私の理想です。
重曹とクエン酸は、「食品添加物規格」を買う。
- 調剤用(薬局方)
- 食用(食品添加物)
- 工業用(掃除用)
…などの分類があり、「掃除用」とされているものは、食材向きではないそうです。
精製度の違いだけで、大きな問題は(毒では)ないとのことですが、ポットの内部やキッチン周辺掃除に使うのであれば、価格差は僅かなので食品添加物規格(以上)のものを買い置くと安心。
食材として取り入れる時も、新たに買いなおす必要はありません。
※多め&割安に買うのであればネットも便利ですが、小袋は100円ショップでも扱われています。
食品としての、重曹の用途(我が家の場合)。
- 焼き菓子の材料(ベーキングパウダーの代用に、やや多めに入れる)
- 炭酸水の材料(重曹+クエン酸やレモン果汁+水)
- 煮豆・ジャム作りの時に少量加える(早く柔らかく煮るため)
- 栗の渋皮煮・山菜を煮る時に少量加える(アク抜き)
重曹をベーキングパウダーの代用にすると苦味が出ることがあるため、薄味の生地には通常のベーキングパウダーを選び、使い分けています(重曹の出番は、濃厚な味付けのカステラやチョコレートケーキなどに)。
食品としての、クエン酸の用途(我が家の場合)。
- 炭酸水の材料(上述)
- スポーツドリンクの材料
- しそ・梅ジュースの材料(酸味を加え、発色をよくするため)
- アク抜きした水煮山菜の保存料
うちのスポーツドリンクは、材料を混ぜるだけ。
- 水…1リットル
- クエン酸…小さじ1弱(レモン果汁の場合、大さじ1)
- 蜂蜜(或いは砂糖など)…大さじ3
- 塩…ひとつまみ
クエン酸は大量にとるとかえって歯や胃を傷めそうなのと、少量でもかなり酸味が強いため味を見ながら使っています。
掃除以外にも、多用途に。
他にも…私はまだ試したことがないのですが、「乾麺(袋入りラーメンなど)を重曹で煮ると生麺風になる」「味噌を作る時にクエン酸を加えるとカビ防止になる」など、便利に活躍できる場はたくさんありそうです。
また、我が家ではクエン酸水を掃除用に作り置く習慣がないので、必要な時はコップ一杯作って、多少飲んで、残りを掃除に使用。家のお手入れに色々使える重曹やクエン酸を取り入れるのであれば、その「色々使える」用途に「食材」を含めても損はないかなと思います^^
トラコミュ。
本日の猫は、古い洗濯カゴ(現在、猫用ベッド)の中から。
はいってますっ!
はいって…ます…。