ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

洗濯機えらびの基準と、大きめにしてよかったこと。

こんばんは、ヤマネコです。

昨秋もう少しで十年目を迎える洗濯機を壊してしまい、新しいものに買い換えました。

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新しい洗濯機

旧洗濯機は、日立のビートウォッシュBW-DV9Fという機種。
新洗濯機は、日立のビートウォッシュBW-DV80Aという機種。

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故障させてしまったのは昨秋ですが、新調を考え始めたのはそれより数年前のこと。ずっと情報収集を続けていたため、結局あまり悩むことなく、日立ビートウォッシュの後継機を選びました。



「形状」選び:希望は「タテ型」

ドラム式がオシャレ!と、心からそう思うのですが、わが家で希望していたのは「タテ型」。

  • 洗濯機を使っていない間は蓋を開けっぱなしにしたい。
    →狭い設置場所では、ドラム式の蓋は邪魔になる。
  • 乾燥機能をほとんど使わない。
    →ドラム式の魅力である乾燥機能が、宝の持ち腐れになる。
  • 移動させて掃除したい。
    →ドラム式は重くて、一人作業でのハードルが上がる。
  • 初期費用を抑えたい。
    →ドラム式は本体価格が高い。

ドラム式のメリットもたくさんありましたが、わが家の設置場所や使い方だとタテ型のほうが魅力的でした。


「メーカー」選び:日立製に決まるまで

数年がかりで情報収集をした結果、サイズや価格帯、それどころか洗浄力さえも、各メーカー(同等)品を比較すると大同小異でした。これは私の結論と言うよりも、その時々で相談に乗ってくださった店員さんたちの意見に基づいています。

それならこれまでのメーカー(日立)に不満はなかったので、冒険せずに同メーカーで。あとは昔から耳にしていた「モーターは日立」という古い考え方*1も後押しになりました。


「サイズ/機種」選び:数年で変化した希望

最後まで悩んだのが「サイズ」でした。

サイズにより機種やランクも決まり始めるのですが、数年前までの私は小さい洗濯機で小分けして洗いたいと思っていました。本体がコンパクトだと空間が有効利用しやすいと思ったのも理由。

でも選んだのは8kgサイズ(やや大きめ)です。

希望1.一日一回の洗濯で済ませたい

一番のきっかけは、ブログ「ちょっと曲がった家」のとにほさんの記事。

店員さんが「小さい洗濯機にして2回回すより、大きいので1回の方が機械が長持ちします!」と言うので…

toniho.hatenablog.jp

本体寿命のために使用回数を減らす、そういう考え方もあるんだ!と。

ただでさえ洗濯物はぎゅうぎゅうに詰め込まないほうがよいと聞いていたので、ふだんの洗濯量を加味した上で、「洗濯機は小さくてもいい」という考え方を改めました。

希望2. 薄い掛け布団を洗いたい

もともと布団選びのときに、猫が汚してしまう可能性を考慮して「洗える布団」を選んでいました。

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今の洗濯機にその布団を入れると…

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「少し余裕をもって」という感覚で、ギリギリ。これ以下の小さい洗濯機では布団を洗うハードルがより高くなってしまったと思います。

実際にはひどく汚れていなくても定期的に布団を洗っているため、これが自宅でできなくなるのは困るという判断でした。


多機能/高機能製品か否か?

価格が大きく異なる洗濯機でも、洗浄力の差はそこまでない…でもチラリと耳にしたのが、すすぎや脱水の「仕上げ」に違いが出てくるという話。

いかに洗剤や汚れを残さずに、すすぎ上げるか。
いかに生地への負担を減らしつつ、脱水するか。

比較的安い機種にはシンプルな機能しかなく、それでも十分かなと迷ったのですが…新しい洗濯機になってから、旧洗濯機と比較したら圧倒的に「ふんわり」仕上がるようになりました。

f:id:nekohaus:20170731190120j:plain ※冬に愛用していたショートローブ。

この製品がやや高機能だからなのか、旧洗濯機が古すぎたの(劣化していたせい)かはわからないのですが…少なくともへたりを感じて処分予定だった衣類の寿命がワンシーズン延ばせたり、タオルのやわらかさが変わったりと「洗い上がり」で違いを感じることができました。


気に入っている特徴

旧洗濯機よりも洗濯槽の位置が「高く」なりました。

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私は腕が短いので、旧洗濯機(深い=洗濯槽の位置が低い)では底に小さな靴下などが落ちてしまうと拾い上げるのが少し大変だったのですが、今はとても楽です。

他社製品でも似たような仕様を見かけましたが、古い製品と比べるとこういう部分にも工夫がされているんだなという発見がありました。


私の結論

  • 洗浄力は、各社同等クラス品での大差はない、という情報。
  • 見た目やひいきのメーカーなど「好み」を優先させて選ぶ、という選択肢も間違いというわけではないと思う。
  • サイズ選びは「日ごとの洗濯回数を抑えること」や「布団などの大物を洗うかどうか?」などで判断。
  • 細かい機能が衣類の寿命を延ばす、かもしれない。

使い始めて十ヶ月目。メーカー、形状、デザイン、サイズなど、不満はとくに思いつきません。

当初(2011年頃)は小さい洗濯機にしたい…という気持ちが強すぎたのですが、そのときの洗濯機が長持ちしてくれたおかげで後悔なく選ぶことができ、既に手放してしまった旧洗濯機に改めて感謝したくなりました。


関連記事。


関連トラコミュ。


本日…ではなく、洗濯機が届いた日の猫。

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何?もう洗濯機来たの?

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なかなかいいじゃん。

*1:歴史的にそう言われていた時代があった話を聞かされていただけで、現状の技術的な知識に基づいた理由ではありません。