ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

材料2つで虫対策、ハッカの香りを持ち歩く。

こんばんは、ヤマネコです。

少しずつ庭やベランダで過ごす時間が増えてきたので、そろそろ身体的な虫対策も考え始めました。

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数年前、虫よけスプレーを買うのをやめました。
理由は毎年使い切れないから。

買うときは「ペットにもOK」と書かれているものを選ぶようにしていたのですが、こういう製品には大抵「精油」が使われていました。でも精油は猫に危険とされているものも多く、使うときはとても慎重になってしまいます。たとえ外出時だけ使うとしても、その成分が自分や家族の肌に残っていて、うっかり猫たちが舐めたら…というのが私はどうしても怖かったんです。

ところが私は、人一倍、蚊に刺されやすい体質の一人でもある。しかも場合によっては触る前から傷口がはれ上がってしまうため、虫よけ対策をしないわけにもいきませんでした。


そこで代わりにしたのが、ハッカ油。

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※再掲。画像は健栄製薬のもの。今は大洋製薬の製品を使っています。

これを肌に直接塗って、簡易的な虫よけとして使っていました。

取説上(健栄・大洋製薬どちらも)ハッカ油を肌に直接塗ることはNGなのですが、自己責任で行っています。塗ると言っても、私の場合は手首や耳たぶの後ろ、膝肘裏など、香水のつけどころと同じような場所*1にチョンチョンと「ポイント」塗りで。指先にとった一滴を全身に使う感覚です。

ハッカ油も猫に安全とは言えませんが、塗るのが部分的なら、帰宅時に洗う・拭うなどの対処がしやすいと考えたからでした。

ちょっと神経質かもしれないけれど万全を期すつもりで。ここ数年はそんな対策を続けて、肌が荒れたこともなく、比較的効果はあったような気がします。そして、猫たちに害が及んでいないのが何より。


これを続けてもよかったのですが、実は一度オイルのまま小瓶を持ち歩き、漏れさせてしまったことがあります。そのときは大事には至らなかったのですが、少し不安になりました。

そこで最近、ワセリンに溶かして「クリーム」として持ち歩くことにしたところ、なかなかよい具合に二週間ほど活用できています。

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用意した材料は、常備アイテムが二つ。

  • ハッカ油…3~5滴
  • ワセリン…約5g

そしてもう一つ、遮光瓶を買い足しました。
(ハッカ油を加えるので遮光瓶にしました)

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まずは瓶の中にワセリンを練り出し、ハッカ油を垂らしたら混ぜるだけ。

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これで完成です。

あとはこれまでと同じように指先に(ハッカ油原液の代わりに)クリームをとって、手首などにポイント塗りするだけ。心なしか、香りも長続きするようになった気がします。


私は「虫よけ(刺されないよう)」にと思いつきでやってみたのですが、あとで検索したら、これでメンタームの代用品として使えることがわかりました。なんと「虫刺されの痕に塗る(痒みを抑える)」という使い方ができるのだそう。

市販品と比べて成分はだいぶ簡略化されたものになりますが、たしかに塗ると肌がひんやりするし、ワセリンで保湿もされるため、パッチテストで問題ない人なら使えそう。


庭仕事と言っても作業の大半は家族がやってくれるので、私は完成状態(経過)を眺めたり収穫したりするだけ。でも最近、勢力旺盛すぎるクローバーを少し整理しました。

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柵を越えて、予定外の範囲にまで根を広げそうだったので、せっかく育っているところ申し訳ない…と思いつつ、刈込みを。

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捨ててしまう花を使って、ちょっとだけ童心に帰る遊びも楽しませてもらいました。


関連記事。

※虫よけの試行錯誤(こちらは劣化するまで使い切り、処分しました)。

※ハッカ油は、夏だけ入浴剤としても活躍。


関連トラコミュ。


本日の猫。

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あっち見てー

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こっち見てー…何見てるんだろう…?
仲良し兄弟の様子でした。

*1:血管が皮膚により近い場所に塗ると、香りがよく立つそうです。