ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

ひなまつり*できること、しないこと。

こんばんは、ヤマネコです。

今の家で暮らし始めて六年目、一度も揚げ物をしていません。

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そもそも料理が苦手。その上、油の処理までなんてハードルが高すぎる…というのが始まりでしたが、その結果、換気扇やコンロ周りの掃除が楽になりました。

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※表面フィルターはこまめに掃除、内部もそろそろ解体メンテします。

この六年間ずっと、揚げ物っぽい料理はオーブン任せ。フライパンで少量の油を使う揚げ焼きなどをすることはありますが、からあげなどはオーブンで。ちょっとあっさりめですが、ヘルシーな仕上がりでおいしくできます。どうしてもしっかりこってり揚げたものが食べたくなったときは外食やお惣菜に頼る。それは年に一度か二度の話でした。

唯一、揚げ菓子(ドーナツなど)がつくれないことに迷う時もあるけれど、今は色んなレシピを試す暮らしが優先で、揚げないおいしさ?のようなものを模索することを楽しんでいます。

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ポテトチップスも、じゃがいもをスライスしたら電子レンジでチンするだけ。うちの定番おやつです。


そんなわけで、今朝は「揚げないひなあられ」をつくりました。

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切り餅を細かく切って、150度のオーブンで30分。
小鍋で煮詰めた砂糖水に赤と緑の食紅を足し、それを焼き上がった餅に絡めるだけ。あとは広げられる場所で乾かしたら完成です。

揚げればあっという間のひなあられですが、オーブンだと30分間焼かなくてはいけません。でも毎度の油の管理、使用後の処理(オイルポットなどの有無)、べたつく道具の洗浄、そういった手間や時間を考えると、私にとってはオーブンを使うほうが揚げるよりも気軽な作業。

調理の楽さを考えたとき、「加熱」時間が短いかどうかだけでは計れないなと思うのでした。

…でも本当は、ささっと揚げ物できちゃう台所、憧れます。


とは言え、ひなあられをオーブンに任せている間、甘酒も仕込めました。揚げ物作業の間に他のことをするのはなかなか難しいと思うので、こういう部分が小さなメリット。

というわけで本日のおやつ。

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早朝に仕込んだ麹甘酒と、切り餅からのひなあられ。
と思ったけれど、どっちも甘すぎたので、お抹茶を点てました。

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このくらいがちょうどよかった。

ひなあられのピンクとグリーンは砂糖(甜菜グラニュー糖*1)の味がついていますが、ホワイトは切り餅を焼いただけ。ふくらんではじけた、おかきのようなカリカリのお菓子。

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これは猫がほしがったらちょっとおすそ分けしようと思って。

白米などの炭水化物は少し控えるようにしていますが、猫が少量食べても毒になるものではないとのこと(肥満につながる心配はあります)。お節句なので少量舐めてもらうくらいなら…と用意しました。

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しかしながら…

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「それは食べ物ではない」

何もそんな顔しなくても…と、思いませんか…?


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本日の猫。

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毎年、階段での「ひな人形ごっこ」を試みているのですが…

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全員、最下段に降りていらっしゃいました…来年こそは。

*1:甜菜糖ですが真っ白なものが多く、色味が邪魔しないのでお菓子づくりにも適しています。