ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

お正月にも役立つ、柚子と金柑の使い方7つ。

こんばんは、ヤマネコです。

冬至のちょっと前に柚子をいただき、先日家族が金柑を買ってきてくれ、そこから少しずつ柑橘類の季節しごとを始めていました。

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ゆずときんかん

今回は二種類の柑橘類を使って、年末年始~冬の間に重宝しそうなものをつくりました。

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どちらも、最初に棕櫚たわしでしっかり洗ってから使っていきます。


ゆず(無農薬/黄柚子)

柚子をいただいたのは冬至から数日前のこと。

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ありがたいことに今回も、無農薬の柚子(正確に言うと、ほったらかしで育てられた柚子^^;)でした。


柚子の芳香剤&入浴剤

ある日の昼間、「今晩は柚子湯に」と思って脱衣所に置いたら、そのまま芳香剤になって一日さわやかな香りで癒されました。

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その柚子を入浴剤に使い、更に乾燥を兼ねて芳香剤に再利用。

これが柚子の使い方として一番簡単で心地よい気がします。


柚子こしょう(黄柚子&赤唐辛子)

食品としては、まず柚子こしょうに挑戦しました。

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本来は青柚子&生の青唐辛子を使うのですが、今回は黄柚子&赤の乾燥唐辛子(鷹の爪)で。

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柚子皮は剝くのではなく、柚子を丸ごと持って直接すりおろします。

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唐辛子は種を出したら細かく刻み(はさみ使用)、柚子の果汁を加えてすり鉢の中でゴリゴリ。フードプロセッサーを使うレシピが多かったのですが、私は持っていないので、なんとかすり鉢で。

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あとは塩を加えて、混ぜたら完成です。

味は…当然、辛い!けれど思っていたよりも美味しい。炒め物やパスタソースなどに足しながら使っていこうと思います。

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せっかくなので、お正月料理のチョイ足しにも使おう。

次は「青柚子&青唐辛子(生)」にも挑戦したくなりました。


柚子果汁のぽん酢

柚子こしょうの材料は表皮だけなので、余った部分を絞って果汁(種も出てしまうので濾します)を取り出しました。

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そこに醤油と出汁昆布を足せば、ぽん酢の完成。
(果汁:醤油=2:3くらい+昆布5cm角1~2枚)

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ちなみに普段は「レモン果汁*1」と「醤油」を混ぜるだけで簡単に自家製ぽん酢をつくっています。

昨年から試行錯誤して、酒・みりんは省いてもいいかな?という結論に(入れたら入れたで美味しくなります)。

タイミングよく手づくり豆腐をいただいたので、近々湯豆腐&ぽん酢で一品できる予定。これもお正月料理に使えそう。


柚子皮の冷凍&乾燥

それから柚子皮そのものをストックすることに。まずは柚子の表面を薄めに剥いて、そのまま冷凍。

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使うときに刻めば、新年のお雑煮にも欠かせない柚子皮のストックに(でもこの分だと、柚子そのものが年明けまで残っていそう…)。

次はもう少し厚めに剥いて下処理したあと、天日干し予定。ドライフルーツのように食べたり、ケーキづくりの材料に使えるようにしておきます。


柚子茶(加熱なし)

実は作業がまだなのですが、残りの柚子で、再び柚子茶をつくります。

加熱するのを柚子ジャム、加熱しないのを柚子茶と呼ぶようで、わが家では柚子茶のほうをつくっています。

できれば御節づくりと並行して年内に。無理ならお正月にのんびりと。


きんかん(無農薬/金柑)

こちらは買ってきてもらったものですが、二種類?ありました。

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「きんかん」としか書かれていなかったのですが、大きさも形も全然違う。でもいずれも地元産で、グラム100円くらい。本当は分けて調理したほうがいいのかもしれないと思いながら、まとめてしまいました。


金柑の甘露煮

金柑は、生で食べるか甘露煮か、という二択しか私の中にありません。そんなわけで甘露煮です。

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実は昨冬、水と砂糖で煮たものを保存しておいたら、最終的にちょっと発酵してしまいまして…その対策として、今冬は「金柑・酢(レモン果汁)・砂糖」で煮ました。めんつゆなどもそうですが、水道水を足さないほうが日持ちするのですよね。

とは言え注意しながら保存します。


金柑(柚子)種の化粧水

前回は柚子の種で化粧水をつくりましたが、金柑でもできるらしい。というより、ほとんどの柑橘類の種(ペクチンが出るもの)ならよいそうです。

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今回はどちらの種も余るのですが、この時点では金柑のほうが圧倒的に多かったのでそれを使うことに。

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そして更なる問題は、種は洗ったほうがいいのか、そのまま使ったほうがいいのか、ということ。色々なレシピが見つかるのですが、私は…

  1. ザッと洗う(ヌメリは残してもいい・果実は落とす)
  2. できるだけ各粒を離して天日干し(ときどきかき混ぜると◎)
  3. 乾いた種を瓶に入れて日本酒に浸す
  4. 一週間後に完成

こんな流れにしました。ぬめった状態で干してもカラカラになったので、そこに日本酒(或いは焼酎)をたっぷりかぶる程度注いで一週間待ちます。

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日本酒はいただきもの(一升瓶の、三分の一程度の残り物をいただいてきました)。水でもよいのですが、日持ちさせるならアルコールのほうが安心。

私は肌断食中でフェイスケアに使うことはないのですが、とろみのついたハンドクリーム代わりになるのでこの化粧水も楽しみなのです。

せっかくなので柚子の種でもつくる予定。今年も無駄なく使っていきたいです。


嫌われ柑橘類

実は作業中(数日がかりですが)ずっと…

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ビニール手袋(ニトリル)をしていました。

最初に柚子を扱った日、猫に「くさい!くさい!」という反応をされまして、次からはビニール手袋をすることにしたのです。*2

結果的に唐辛子を触るのも手袋ごしで処理が楽だったし、猫たちの反応もまずまず。しかも手も荒れません。調理作業が終わった後は、そのまま掃除もしてしまおうという気持ちになったので、このビニール手袋も「無駄なく使えた」と思いました。

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ちなみに最初に丸ごとしっかり洗ったのですが、その水は貯めておいて洗面台などの掃除に使いました。ついでのプレ大掃除。

次からもこの方法で続けていきます。


昨日の記事に関するお礼

昨日の記事に対し、メッセージをくださった皆さま…ごめんなさい。でもありがとうございました。

力強く大丈夫、と言ってくださる方。
呼吸を大切に、と言ってくださる方。
私の幸せを願ってくださる方。
なぜか私に「ありがとう」と言ってくださる方。

たくさんのお言葉の一つ一つが、本当に本当に嬉しかったです。クリスマスにメールがどっと届いたことで、サンタクロースの存在を再び信じたくもなりました。こういう「よいこと」も起こるんだなと…。

メッセージをくださった方、これを読んでくださった方にとって、明日もまたよい一日になりますように。

(弱音を吐いたことに関してはまた反省タイムを持ちます)


本日の猫。

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ぶるぶるぶるっ

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ば~~っという遊び(?)をなぜかずっと繰り返していて、手前の子が何度もドン引きしていました。

そしてすっかり忘れたかのような記事を更新してしまいましたが…

素敵なクリスマスを過ごされていますように。

*1:主に製菓材料やドレッシング材料、余った場合はお酢の代用、掃除用洗剤(クエン酸の代用)、入浴剤などに使います。

*2:わが家にはゴム手袋がありません。使い捨てのビニール手袋を、月1~2組程度使っています。