ふとん乾燥機「カラリエ」で、冬の睡眠がもっと心地よく。
こんばんは、ヤマネコです。
二ヶ月ほど前に友人からふとん乾燥機をいただきました。アイリスオーヤマのカラリエです。
友人宅で愛用されているのを見かけ、「これいいな~冬になると毎年買うか悩んでる」と口にしてしまったのが発端でした。それを覚えていてくれた友人がプレゼントしてくれたのです。つまり強請ってしまったことに…そこは大きく反省しているのですが、なんだかんだで毎年胸をよぎっていたのは間違いないアイテム。素直に、とても嬉しい贈り物でした。
そんな経緯で手に入れたのが、カラリエのFK-C1。毎晩必ず活用しながら、一ヶ月半ほど経ちました。
わが家にやってきたカラリエは、「業界最小・最軽量*1」と謳われた機種。私が子どもの頃にも自宅にふとん乾燥機があったのですが、それと比較すると明らかにコンパクト。猫より圧倒的に軽い2kg弱の本体です。
そして主流になりつつある「袋(マット)なし」タイプでした。
ホースを伸ばして敷布団の上にセットし、掛け布団をかけ、スイッチを入れる。それだけ。
カラリエの場合、ホース先端からはもちろん、根本(付け根)にも温風が出る穴があり、上半身側(ホースの周囲)も温まる工夫がされています。
機能は取説を読まなくても直感で操作できそうなシンプルさ。
- 冬(高温温風60分)
- 夏(高温温風60分+ほぼ常温の送風20分)
- あたため(高温温風20分)
- ダニ(高温温風100分)
設定モードは四つあると書かれていましたが、夏モード以外は「65度の高温温風」なのは変わらず、違うのはそれぞれの運転時間だけのよう*2。
またこれとは別に手動運転で靴やクローゼットの乾燥などに使えるようですが、これはまだ未体験。私の生活の中で今すぐに使うことはなさそうです。
また収納・管理が難しいと困るのですが、この点も優秀。
本体の上で曲げて収納が完了するホースは、片手間にササッとできて10秒足らず。布団から出す、ホースを曲げる、床に移動させる、これだけです。
あとは月一回ペースで本体のフィルター部分を掃除機で吸うだけ。
定期交換の必要な消耗部品などがないのも嬉しいポイントでした。
私はもともと、布団は毎日室内干ししています。ベッドサイドに置いたスタンドに掛けて、ときには除湿機。これも布団の湿度を下げる効果はあると感じています。
ただ布団を温めるには電気毛布などの併用が必要。湯たんぽも使っているのですが、布団全体を温めることはできません。
その点、カラリエなら15分程度の運転でもかなりほかほかになります。当然ですがその「温まる」というのは結果論であって、「温風で乾燥」させてくれるから、同じ掛け布団が軽くなった!とまで実感。湿気が抜けたのかな?と思いながらあっという間に眠りにつく…そんな毎日を手に入れました。
気になるのは電気代。
以前、同機種を使っているブロ友さんが「毎晩15分運転している」と仰っていたのに倣い、私も同じ使い方をしています。
500W×1h×30.02円*3÷1000
(省電力)×(使用時間)×(1kWhあたりの電力量料金)÷1000
これで算出すると、15.01円/h。でも実際には毎回15分しか使っていないので、3.75円ほど、一回4円弱でした。
ただしわが家はオール電化で、深夜の電気代が安いプラン(その分昼間がかなり割高)に入っています。その場合、深夜使用なら一時間使っても6円ちょっと。15分なら一回2円未満で済みそう。
ときどき本格除湿として一時間以上運転させたとしても、これなら電気代をあまり心配せずに無理なく使っていけそうでした。
そんなわけで、カラリエのある暮らしを始めて二ヶ月弱。
- 布団の除湿・温めの機能に大満足。
- 収納・お手入れ・管理・電気代に一安心。
中でも私が一番「最高!」と感じたのは、以前はなかなか布団に入ってこなかった猫が、今はスッと、それこそ私と競うくらいの勢いで布団にもぐりこんでいくのを見たとき。電気毛布で温めた布団より、こちらのほうが快適なようでした。
昨年までブログ「blancのひとりごと」のblancさんがふとん乾燥機を便利に使われている記事を拝読しながら…「いや、でも、わが家には必要ない」と思っていたのですが、反省です。試す機会ができて本当によかった。
ちなみに私は就寝直前にパジャマへと着替えるため、カラリエ運転中にはすぐ身につける衣類も布団の中に忍ばせておきます。寝室には暖房設備がないのですが、これで着替えも楽になりました。
贈ってくれた友人には感謝しかありません。お返しもしたいのですが、私も誰かに、こういうさりげないプレゼントをしたくなりました。
本日の猫。
ちなみにサイズはですね…
猫が増えたと思えばいいくらいですね。
(公式寸法:幅160×奥行125×高さ360mm)