ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

ハレタル掲載*書くために続けている2つのこと

こんばんは、ヤマネコです。

本日、東洋経済新報社のサイト「ハレタル」に新しい記事を載せていただきました。

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ハレタルに掲載していただいた記事

テーマは「ハンモック」。担当Mさんや編集部のご厚意により、使っていただいた写真がネコ満載です。

haretal.jp

今日は泣く泣くボツにした(?)写真をブログに使っています。

こうして、自分のブログ以外の場で文章を載せていただくようになり、改めて「書くこと」を見つめなおすようになりました。


1. 文章全体のバランスを整える

大事だな、と思うのが、文章全体のバランス。文字の全体数や並び、段落の置き方もそうですが、「漢字変換の規則」や、「量」に再び興味を持ちました。


まずは目で見て美しい文章

文章を書く上で、漢字が占める割合は三割程度が良いと聞きます。

…という、この一文の漢字率は46%。五割近いのでここだけ読むと硬く感じますが、実際には「記事の全体」を見て考えます。

この三割というのは読みやすさあっての数字だと思うのですが、このブログを読んでくださる大半の方が「大人の女性」かなと思うので、私はすこし柔らかさをプラスして、漢字の量は「二割台(できれば後半)」を目指しています。

文字数カウンター

基本は目で見てバランスを確認するだけですが、時々専用カウンターも使わせていただいて。全体的な文字数とは別に、「漢字の数・割合」もカウントできます。

attosoft.info


2. 文章を音読する

そして二つ目は、文章の抑揚を意識すること。

この方法は、ハレタルの先輩でもある、ブログ「ヨガとシンプルライフ」のみうさんが、先日書かれていたのですが、書いたものを音読すること。

www.yogasimplelife.com


色々な効果がある

私は声に出しながら書いて、最後に改めて読み上げてから更新しています。ブログもですが、メールもちょっと長い場合は音読してから送信。みうさんの記事によると、これが脳の老化も防いでくれるようでした!

私の場合は、もともと滑舌が悪いのがコンプレックスだったため、その克服をしたくて始めました。人との会話が苦手な一因だったからです。

その結果、読み返す過程で文章中のメリハリを感じ、構成を考えなおすキッカケにしたり、誤字脱字に気づけるメリットも実感しています。

時間を空けて読み返す

そして、できれば時間をおいて、もう一度読み返す。書きあがってすぐは頭の中に文章が残っていて、間違いが脳内補完されてしまう(誤字などが認識できない)ことが多いからです。

私はほぼ毎日ブログを書いているので、翌日読み返すのも習慣になりました。それでも気づかない誤字脱字はあって、数年後に見つけた時は…こっそり直しています。ごめんなさい。


音読のおかしなデメリット

ちなみに私の場合、長く音読を繰り返すことにデメリットもありました。それは、自分の口調が、自分の文体のようになってしまうこと。これは私の書き方の問題もあるのですが…。

たとえば実生活ではほとんど使わなった「~ならば」とか「~なのです。」といった言葉をブログで多用し、音読し続けた結果、いつの間にか日常生活で口にするようになっていました。

「白シャツにシミができちゃってるよ~?」
「なぜならば色移りしてしまったのです」

みたいな。どうした。

ここまで極端ではないのですが、勝手に言葉が出てきてしまいます。もしかしたら、学校の先生をうっかり「お母さん」と呼んでしまうあの感じに似ているかもしれません。

一方で、この矯正?方法が丁寧な言葉づかいにつながることもあったので、それを求める方には「自分の言葉で丁寧に書いて、それを音読する」を私もオススメしたいです。


文章を書き続ける

私の場合、ブログは未来の自分に向けて書きます。公開している以上はそれが誰かの役に立てたらいいけれど、まずはいつか読み返す自分のために。でもハレタルで書かせていただく記事は、自分より目に留めてくださる「誰か」に伝えたいという感覚でいます。

書き手のレベルが変わるわけでもなく、私の気持ちだけの問題ですが、こういう機会をいただいているおかげで、文字をつなぐということ、文章をつむぐということ、またひとつずつ考え始めたところです。


ハンモック(チェア型)に乗りたい猫。

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「今日は絶対に乗るっ」

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「なんとか乗るっ」

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「なんとか…」

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「なんっ…」

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「にゃはぺろ」
(乗せてあげました)