ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

お盆のお飾り、割り箸の代わりに使ったもの。

こんばんは、ヤマネコです。

今日は朝から「割り箸を買うか否か」でモヤモヤ悩んでいました。寝起き一番に思い浮かべた悩みがそれって、とんだ幸せ者だなと思います。

f:id:nekohaus:20160812210153j:plain

割り箸が必要だった理由は、昨日の記事ですこし触れましたが「精霊馬(しょうりゅううま)」に使うため。お盆のお供え物と共に並ぶ、きゅうりや茄子で作る馬や牛と言えば「脚は割り箸!」というイメージがありました。

ただ、我が家にはストックがないのです。もしお客様をもてなす際は、家族用の箸を使っていただく方針。

場合によっては、手料理より出前や外食のほうが安心…と思うことが多いので(料理に自信がないため)、もらえる割り箸をその都度使い切るつもりでいました。

今回はすぐに必要だったので、買っても良いなとスーパーの売り場を覗いてみたのですが、ふと思いついたことを試したくなり、購入せずに帰ってきました。

そして試したのがこちら。

f:id:nekohaus:20160812210150j:plain

十分に乾燥させた、またたびの枝です。

f:id:nekohaus:20160812210152j:plain

これを庭木用の剪定ばさみでカットして使いました。

f:id:nekohaus:20160812210154j:plain
※きゅうりの花は冠のようで、あえてとっていません。

ちょっとヒョロヒョロしているのは確かですが、私は意外といいかなと思っています…いかがでしょうか?


またたびの枝がどこのご家庭にもある…なんてことは考えられませんが、もうちょっと野菜がこぶりだったら「爪楊枝」でも良かったし、「細めのストロー」や「五寸釘(?)」などが家にあれば、そういう代用方法も試してみたと思います。我が家の場合は、またたびだっただけ。

結果、割り箸も買わずに済みました。買っても高いものではないけれど、買わずにやりくりする工夫を考えることのほうが、今の私にとっては楽しみです。


それから今日は、もち米を炊いて牡丹餅づくり。

f:id:nekohaus:20160812210149j:plain

もち米でも、普段のうるち米と同じように炊いています。色々方法はあるようなのですが、私は変えていません。ただいつも炊飯に使う鍋に小豆餡が入っていたため、別の片手鍋を使ったことだけが、ちょっとした違い。

f:id:nekohaus:20160812210157j:plain

実は(片手間にキッチン掃除をしていたら)餡子の水分をちょっと飛ばし過ぎてしまい…ややパサパサに。でもなんとか仕上がりました。


明日は迎え日(迎え火を焚く日)。

正式な迎え火はできないのですが、早朝に玄関先で一分程度、前出のまたたびの欠片に火をつける予定です*1。昨日も書きましたが、この家に帰ってくるのは主に猫たちなので。

今日は一日バタバタしっぱなしだったのですが、明日からはのんびり過ごすお盆になりそうです。


関連テーマ。


本日の猫。

f:id:nekohaus:20160812210156j:plain

精霊馬のまたたびに(当然ですが)猫たちが反応しまして、撮影中に手を出してはいけない!と何度か叱りつけました。

f:id:nekohaus:20160812210155j:plain

手は、出してない(でも、穴があきそう)。

ちなみに実際に飾るのは別の場所です。

*1:集猫力がすごいらしいので、野良猫が多い地域で実践される場合はご注意ください。