グラタンよりラザニアが簡単、ソースづくりもシンプルに。
こんばんは、ヤマネコです。
子供の頃から、グラタンよりラザニアが好きでした。でもなかなか作ってもらえなかった記憶があります。
ラザニアは大変
好きなのに、家ではラザニアを作ってもらえない。
ラザニアは外食する時にしか食べられない。
その理由は、自分で台所に立つようになってからすぐに発覚しました。ラザニア(料理名でなく、材料のパスタのほう)の扱いが、すごく大変だったのです。
手づくりのハードルを下げる材料
グラタンに入れるマカロニなども同じく、パスタ類は事前に茹でておく必要がありますが、板状のラザニアはちょっと油断するとくっついてしまい、更には剥がしにくく、扱いに手間がかかりました。またレシピ本と同じ器(サイズ)を持っていないため、材料もどんぶり勘定になり、茹でたラザニアが余ったり、足りなくなったりすることも。
自分でもちょっと敬遠するようになっていたのですが…最近また、よく作るようになりました。というのも「茹でなくてもいいラザニアがある」と知ったから。
箱から出したばかりの乾燥状態のラザニアを、他の材料と層にしながら重ねていって、そのソース類の水分だけでパスタがちゃんと柔らかくなる。その分すこし焼き時間が長くなるのですが、ソース類さえ作り置きがあればマカロニグラタンより簡単でした。
茹でないラザニア
私はディベラを常備していますが、バリラからも出ています。
ソース類は簡単に
ミートソースやホワイトソースなどは市販品を使えばもっと簡単ですが、我が家では材料すべてが家にあるので、その都度、或いは数日分を作り置きしています。
ミートソース(カッコ内は我が家の場合)
- オリーブオイル(不使用※オイル漬けを利用するため)
- 水煮トマト(トマトのオイル漬けを炒めつつ加水)
- 玉ねぎ(事前に炒めて冷凍ストックしているアメ玉使用)
- ひき肉(大豆ミート)
- コンソメなどの味付けを好みで
あとは、その時々で買い置きのある野菜やスパイスを足して作り置き。また、ひき肉を加えない「トマトソース」だけ作っておいて、後からミートソースにすることもあります。
※昨夏から始めたドライトマト。天日干しトマトをオリーブオイルに漬けています。
ホワイトソース
- 薄力粉+バター+牛乳
或いは、
- 酒粕+味噌+豆乳
など、その都度アレンジして、必要ならコンソメなどを加えて味付けします。今回は全粒薄力粉(ふすまや胚芽などを取り除かずに挽いた粉)で作りました。
まっさらな「ホワイト」ではありませんが、我が家では気にならないかなと。
無事レパートリーに追加
レシピどおりだとオーブンで40分加熱する*1ので、焼き時間は長め。ただ茹で時間や鍋を洗う手間がカットできるので、気持ち的にも作業効率的にも楽になりました。
このくらいの簡単さなら、好きな時に作れます。野田琺瑯のレクタングルを焼成用に使っているので、温めなおす時は他の器に人数分移してレンチンするだけ。
今回は切らしていたためオイルを塗っただけでしたが、本当はキャベツなどの葉野菜を器の内側に敷き詰めておくと、洗い物の時間も減らせます。
それからミートソースは、スパゲッティソースにしたり、パンに詰めたり、スープにしたりするのですが…
豆板醤や味噌で味を調えて、麻婆茄子/麻婆豆腐にすることも。
オリーブオイル+トマト入っちゃってますけど…問題ないと思います^^;
すぐに使うためではなく「作り置き」の時は、できるだけベースの味付けはシンプルに。イタリアンでも中華でも、使いまわせるようにしています。
好きなものを好きな時に
ラザニアは多少時間がかかりますが、あるものを重ねてオーブンに入れるだけ、というパターンが多いので「手間」で考えるとレトルト食品を温めるのと大差ない、というのが私の感覚。
事前に下準備はしているのですが、すべて小分け作業、しかも色んな料理につなげるような作り方をしているので、「ラザニアだけ」に使っている時間はわずかなものでした。
大物レシピに集中して、全力投球して作る!
…そんな料理も楽しいけれど、私は毎日それをやっていられないので、「幅広く役立つ」作り置き食材をアレンジしながら、好きなものを好きな時に楽しめるよう準備しています。
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本日、もとい先日の猫。
ついエアコンを入れ忘れてしまいまして、昼頃(一番暑い時間帯)猫が行き倒れのような状態に…ごめん!
腕を持ち上げても、無反応。
肉球をモミモミしたら、ちょっと反応。
室温が30度を越えることはまずないのですが、それでももふもふの毛皮が外せない子たちには辛い時間だったろうな…と。
すこしずつ冷えてきた室内でようやく動き始めましたが、改めて、気を付けてあげなければ!と反省しきりの一日でした。
皆様も熱中症にはお気を付けください。
*1:量やソースの温度(アツアツか常温か)でも多少変わりますし、早めに出しても火は通っていました。しっかり焼き色をつけたいならもうすこし長くするなど、臨機応変に。