直線刃の爪切りと、「巻き爪防止」の足爪の切り方。
こんばんは、ヤマネコです。
昨年末、数年間悩んだ「爪切り」をようやく新調しました。そして「爪の切り方」も再確認しました。
新しい爪切り
長年愛用していた爪切りは子供の頃から家にあったもの。爪さえ切れればいいと使い続けていたのですが、数年前から「もうすこしキレイに切りたい」と思うようになりました。
そしてようやく購入したのが、「匠の技」シリーズの直線刃です。
匠の技の爪切り
「匠の技」は、グリーンベルという会社から出ているブランドのひとつ。他にも耳かきや化粧ばさみなどを扱っていました。
爪切り探しを始めてから何度か目にしていたけれど、私が興味を持ったのは、ブログ「はびより」のハービーさんのこちらの記事を拝読したから。
そして新たに「直線刃」という選択肢が加わるキッカケも頂きました。
「曲線刃」と「直線刃」
おそらく一般的な爪切りのほとんどが曲線刃で、私がもともと持っていた爪切りも、当初検討していた爪切りも、曲線刃。なだらかな弧を描く刃が爪の形に添わせやすく、美しくカットするには曲線のほうが良いのだと思っていました。
ただ、実は不便も感じていたんです。というのも私の爪の形が割と幅広で、特に足の親指。
どう頑張っても、弧線の両端が爪に食い込んでしまう…これには昔から四苦八苦。親指の爪だけヤスリで対策するなどしていたのですが、ようやく「直線刃なら解決するのでは?」と気づきました。
そして同時に「巻き爪防止の切り方ができるのでは?」とも。
巻き爪/陥入爪防止の切り方
ここ数年は、毎日のように窮屈な靴を履く、ということがありません。辛かったのは学生時代。ローファー生活をしていた頃で、足の親指の巻き爪に悩まされていました。
その時知ったのが「正しい親指の爪の切り方」です。
まずはすこし長めに爪を伸ばし、切り過ぎないこと。切りすぎるとかえって食い込んでしまいます。
そして伸びた部分を一直線に切って、角を減らす。
イラストは極端な描き方をしているので、実際にはもっと「角」が丸みを帯びるように切るか、ヤスリで仕上げます。こうすると爪が指に食い込みにくくなるそう。
そして実際、この切り方をするには直線刃が最適でした。
「匠の技」直線刃の感想
話が前後してしまいましたが、爪切りを入替えて半年経ちました。
切れ味
私はこれまで使っていた爪切りにも、そんなに不満を持っていたわけではありません。が、匠の技の切れ味に、ちょっと戸惑いました。
匠の技が鋭い刃で「切っている」と表現するなら、これまでの爪切りは「線で割っている」感覚。以前の爪切りでは甘皮などがスパンと切れないこともあったのですが、匠の技にしてから、「爪切りは刃物だった」と思い出しました。
直線刃
前述しましたが「爪の形に添う」曲線刃とは違い、まっすぐの刃なので、こまやかに切る必要が出てきました。爪一枚をカットするのに4~5回パチンパチンと横移動していけばよかったのが、手間は倍増。そこまでしても角ができてしまうことはあるので、どうしても気になればヤスリがけ。でもサクサク切れるのが楽しくて、私は苦にはなりませんでした。
あと、前述した私のような「幅広爪」には最適です。
キャッチャー(デメリット)
購入前にハービーさんからご指摘があったのですが、匠の技の爪切り、付属している(取り外しできない)キャッチャーのつくりがイマイチ。
下部にある三角の隙間を埋めるよう、キャッチャーをスライドさせることができるのですが、そうすると上部が開く。切った爪が隙間から落ちたり、はじけて飛んだり…これはひとつのデメリットでした。
その対策として、ハービーさんの爪切りにはテーピングがされていました。大事故の傷跡かな?というくらい盛大にぐるぐる巻きにされていて、私も真似させて頂くつもりだったのですが…しばらくそのまま使っていたら、飛んでいく爪があまり気にならなくなってきました。
今は、飛びたいなら飛んでいけ~と好きなだけ散らかし、最後に掃除機をかけています。掃除がストレスに感じるまではこれを続けてみようと思っています。
匠の技・直線刃にしてよかった
まず、切れ味に大満足。これまでの爪切りとは違いました。それが分かっただけでも十分価値があったと思います。切れ味の悪い爪切りを使うことで、爪を傷めている(切り口が白濁する)こともあったのですが、それも解決しました。
そして今でも気を抜くと巻き爪になりがちな、足の爪。この対策もしやすくなりました!
欲を言えば、曲線・直線を併用するのが一番いいだろうな…と思うのですが、どちらか一方を選ぶのであれば、私は直線刃にして良かったと思います。
清潔な爪を保つ
手の爪はヤスリをかけたほうが良い。女性の場合は特にそう聞くので、自分の女子力の低さには肩身が狭くなるのですが、未だに爪切り派です。
ネイルも苦手。指輪も苦手。ちょっと伸びているのすら気になる性分。先端の白い部分は全部切り落としたい、と思いながらカットしています。細かい作業をすることが多いせいか、伸びも早い様子。
手間をかけるのが苦手なので、せめて清潔感は保てるように。もうしばらく、低めのハードルを跳び続けます。
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本日の猫。
相変わらず自分では乗れないのですが、乗せてあげるとハンモックを乗りこなす猫たち。
収まりがよく、リラックス。
ぐらんぐらん揺れている時だけは、ちょっと心配になります…。