ネコハウス

気付けば、生活の中心が猫でした。

掃除に使う雑巾は、洗いたくなる素材?

こんばんは、ヤマネコです。

先日、換気扇の掃除をしたと記事にしたのですが、その時とある新品の「雑巾」を使っていました。

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※ところどころに掃除中の「油汚れ」の画像が出てきます。

これまでの掃除用クロス

上の画像、オレンジのほうは数年前から使っているマイクロファイバークロス。新しくおろしたのは右側、白いクロスです。

更にこれらとは別に、古着を切って作った「ウエス」を掃除に使っていました。床拭きなどに使う雑巾は持ちつつも、油汚れなどを拭くのに「使い捨てるため」重宝していたのです。


ウエス不足

ただここ数年、衣類の数をグッと減らしたことで、ウエスが貴重なものになってきました。毎日掃除しようと思うと数が間に合わない。では掃除の回数を減らそうか?…と、そういうわけにもいきません。

トイレ掃除(人用&猫用)にはトイレットペーパーを使う(流せばゴミが増えない)などでウエスの節約をしていましたが、いよいよ本格的に足りなくなってきたな、と。


使い捨てない雑巾

キッチンペーパーなども含め、使い捨てタイプのクロスを数種類検討していたのですが、大量にストックしたり、こまめに買ったり…というスタイルに戻すことには懸念がありました。

古いタオルを使った雑巾を作ればエコだと思うけれど、すぐに真っ黒になってしまいます。それを何枚も干しておく、というのが苦手で。

アレコレ迷った結果、私が試してみたのがこちらでした。

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商品名は「マジカルふきん」です。

日本製で、一枚400円ほど。やや高い気もしたのですが、継続的にキッチンペーパーなどを買うよりは先に試してみる価値があるかなと。


マジカルふきん

洗剤いらず、水だけで汚れを落とす!という説明はマイクロファイバークロスに似ています。色は数種類あったのですが、汚れが見えやすいほうがいいので、いつもどおり白を選びました。

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いい毛並み(?)の起毛素材(全体的にパルプレーヨン、下地に4%ポリエステルを含む)。どんなものかと言いますと、たとえばこのクロスを濡らし、赤い油性ペンで絵を描いて、再度水に浸けると…

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みるみるインクが浮いて消える、という商品説明。さすがにこれは誇大広告かな?と疑いつつも、本当なら清潔感を保てそう…という期待から、買ってみることに。


いきなり換気扇掃除

まずは「濡らして(洗って)から使う」という説明どおりにしました。

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ここで、ちょっと違和感を覚えたのですが…それは後でご報告します。

埃のキャッチは…期待はずれ?

うちはIHコンロのおかげか、換気扇の周辺はそれほど油汚れがありません。ただ、埃は積もるので時々こうして拭いています。

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正直なところ、埃のキャッチ具合はマイクロファイバークロス(冒頭の写真、オレンジのクロス)のほうが良かったです。マジカルふきんでも集められますが、「キャッチ」はあまりしてくれませんでした。

古い油汚れにも…イマイチ?

この日、換気扇表面のカバーを外して内部を掃除しました。

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このカバー内側もすこしベタついていたので、濡らしたマジカルふきんで拭いてみたのですが、やはり「固まった油汚れ」はすんなり落ちてくれません。

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そこで、いつものセスキスプレーを噴霧したところ、スッキリ。ただ、これもマイクロファイバークロスと大差ない…と言いますか、なんだか釈然としない気持ちで拭き終えました。


マジカルふきんは白さを保てるのか?

問題はここから。

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あえて二つ折りにして、半分(一部になってしまいました)を汚しました。これを水洗いしてみたところ…

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キレイに落ちました!

もちろん、裏返したわけではなく…というより、裏表が分からなくなるくらい雑巾の汚れがサラッと落ちました。


デメリット?落としにくい汚れ

先日の大掃除で「スイッチが入った」のはこのマジカルふきんの力も借りていたような気がします。換気扇以外にもキッチン家電やコンロなど、一通り掃除しました。

掃除場所を変えるたび、その都度軽く洗っていましたが、最後にきっちり洗ったところ…ひとつ残念なことが。

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全体的な白さは元通りと言えるくらいキレイになったのですが、「フチ(縫い目)の汚れ」はどうしても落ちなかったんです。埃が詰まっているようにも見えますが、糸に染み込んだ汚れのようです。


デメリット?最初の違和感

それから「違和感を覚えた」と前述しましたが、それがコレです。

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水洗いした途端、一回り縮んだのです。説明に「縮む場合があります」とは書かれていましたが、水に浸けた直後に…というのは想定外だったので、ちょっとびっくりしました。

ただ、個人的に雑巾サイズはそんなに大きくないほうが扱いやすいと思っているので、このくらいの縮みは許容範囲です。


結論

ちょっとした残念ポイントも(思っていたより)ありましたが、最終的には気に入りました。

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こういう、ギトギト系の油汚れも、キレイに雑巾から落ちたからです。この白さが保てるなら、干しっぱなしの状態を見ても憂鬱な気持ちになりません。

掃除道具だから汚れるもの…むしろ、それが「勲章」とも言えますが、長らくウエスを使い捨ててきた私としては、雑巾もキレイな状態を保てるならそのほうが清々しいなと感じます。

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また、我が家では「台布巾(専用のもの)」を持っていないのですが、カレーや油が飛んだ時にサッと拭くのにも便利かなと思いました。今回は雑巾にしてしまいましたが、本来はもっと多用途に使えそうです。


関連テーマ。


本日の猫。

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何度も登場しているクッションを、彼はとても気に入っています。

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サイズがちょっと小さめで、ずり落ちていても気にしません。