暮らしの中の「失敗」を減らす。
こんばんは、ヤマネコです。
私の本業はデスクワーク（在宅業）ですが、一応家事も担っているため、時には時間に追われています。でも本業はもともと趣味の延長なので、大好きな仕事。家事もそんなに辛くはないので、世間的に見れば幸せこの上ないことかもしれません。
※ピーマン？パプリカ？が巨大に成長！全く関係なくてごめんなさい。
仕事は好き。でも色んなことが重なって時間的に苦しく感じたり、思うように進められなくて仕事そのものを放り出したくなったり（思うだけ）、弱音を吐きたくなったり…ということもなくなりません。どんなに好きなことをやっていても訪れるのだろうなと思っています。
それを感じた時、「ああ私は駄目だ…」という負の感情が出てきます。考えない、口に出さない…と思っていても、心の片隅に巣食っているネガティブ感情までは排除できませんでした。
初見、おばあちゃんメソッド。
そんな折、先日「修羅の国のミニマリスト」のかおる先生の記事を拝読しました。
ゆっくり、穏やかに、確実に…の、おばあちゃんメソッドの紹介記事です。
かおる先生、良い情報をありがとうございました^^
私はこれまでずっと、ToDoリストやマルチタスクの実践に励んでいましたが、これは逆の手法。ひとつのことに集中して、丁寧に…時間はかかりそうですが、息苦しさから解放されそう！と思い、この三日間ほど取り入れて生活してみました。
といっても本業自体は時間的制約や社会的責任もあるので、のんびり進めるわけにもいかず、ある程度は効率的にテキパキ動く必要があります。でもそれ以外の生活は、いつもより一呼吸一呼吸を大切にと心得ました。
取り入れてみたこと。
あまりにも基本的なことなのですが…
たとえば飲み物を注いだカップを運ぶために、以前は一秒でも早く移動しようとしていましたが、こぼさないことだけを考えてゆっくり動いてみたり。
たとえば食器洗いの時に、食器同士がぶつかりあったり、水や泡が飛ばないことを最重視してみたり。
たとえば階段を上り下りする時、一段飛ばしをせずに、音を立てず注意深く歩いてみたり。
あとは単純に、色んな「同時進行」を極力控えました（ゼロにはしていません）。これら全て、「作業」と言うより「所作」や「物腰」と呼んだほうが良いかもしれません。
三日間試してみて。
やっている間はいつもより時間がかかって「なんだか無駄」とさえ感じましたが、一日目を終えてからメリットに気づきました。
- 観察する余裕ができ、そもそもの失敗が減る。
- 失敗が減るので、後始末の必要がない。
- 失敗が減るので、イライラしない。
- 心が安定するので、ゆっくり動ける。
当たり前なのですが、好循環が生まれ、結果的に無駄がなく、無理もない！そんな時間を過ごせました。
こなす作業やその量は同じなのに、辛くないのです。だいぶ前にツイッターでも呟いていましたが…
ことだま的な考え方で「忙しい」ってあまり多用しちゃいけないような気がしてたけど、なんでも言い方次第だなって思う。忙しいことって、大好きな仕事を頂けてる私にとっては有難いことだ。お休みを満喫するのも好きだけど。 pic.twitter.com/bYTHiM7s7G
— ヤマネコ (@lynxes22) 2015, 6月 20「忙しい！」の良い汗をかける感じかなと。
息苦しくないように。
色んな仕事（家事）を詰め込んだToDoリストを作って、片っ端からこなすことも、ゲームのようで楽しいです。合間に辛い時間があっても、その後の達成感は嬉しいご褒美。私の場合はそのために頑張っているといっても過言ではありません。
でも常にうまくいくわけではなくて、時に失敗したり、気持ちの余裕が減ったり、それで誰か（家族）に小さな迷惑をかけたり…そんなしわ寄せのような悪循環がゼロになりませんでした。
この三日間は、そのストレスから解放された気がします。おばあちゃんメソッドは、テキパキ効率的に生きる方法ではなくて、「失敗しないため」の考え方なのかもしれません。
時には失敗を恐れないチャレンジャー精神も必要な時があるだろうけれど、失敗を恐れずにギリギリのスピードで食器を運んだり洗ったりする必要はなかった…と思いました。
何事もバランスが大事。しばらくは必要以上のマルチタスクはお休みしたいと思います。
トラコミュ。
本日は、なんだか久しぶりにまともな？黒猫の写真が撮れました。
この子はどうやら写真嫌い。
いつも逃げられてしまったり、見切れていたりします。
実は他にも、このブログには登場していない猫が居るので、そのうち出てきて欲しいです^^;
