「骨格診断・初めての公式本」を読んで。
こんばんは、ヤマネコです。
以前から興味のあった骨格診断について本を読み、改めて自己診断してみました。チェック項目を埋めていった結果、やはり「ナチュラル」に落ち着いています。
骨格診断とは
骨格診断とは、お一人お一人のボディの質感やラインの特徴などを診断することでお似合いになる「素材」と「形」を導きだすものです。お似合いになる色が一人一人違うように筋肉や脂肪や関節の発達のしやすさについても生まれ持った特徴が違っており、これらボディタイプの質感などの特徴とファッションの素材感やデザインとの調和を知ることがトータルでの好感度アップに欠かせない要素となります。
そして今回、こちらの本を読みました。
- 作者: 山崎真理子,二神由美子
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2014/04/16
- メディア: 単行本
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対象年齢が自分よりすこし上かもしれない、と思いながら一時間強で読了。
診断結果は大きく分けて3タイプ。
「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」です。
そして私は「ナチュラル」だと思いました。
自己診断「ナチュラル」だと思った理由。
- 身長に対して手足サイズは普通~大きめ。
- 手が筋張っている。
- 鎖骨がくっきり出ている(陰影がしっかり出るくらい)。
- 筋肉・脂肪・骨の中で「骨」が一番強く感じられる。
- 膝の骨が大きめ。
- おそらく「かわいい」が似合わない。
- おそらく「冠婚葬祭スタイル」が決まらない。
上記ポイントに加えて、他のタイプにすこし違和感がありました。
ストレートではない気がする理由は…
- バスト・ヒップの位置が高くない・出ていない。
- ドルマンスリーブを着ても太っては見えない(と思う)。
ウェーブではない気がする理由は…
- 首が細くない。
- 華やかな服は、かえって貧相に感じる(負ける)。
など。いずれも私にとって分かりやすかったことを「抜粋」しているだけで、他の項目(迷った部分)も多々あります。
写真は載せられませんが、脱ぐと一番「骨」を感じる身体だということが分かり、このポイントが一番「骨格診断的にはナチュラル?」というイメージに直結しました。
似合うアイテムが、あまり好みではない場合。
この可能性があることは、「骨格診断」に対して抱いた恐怖でした。
私は見て潤いを頂く分にはウェーブ向けのファッションが好き。ゆるふわで女性らしくてかわいいなと思います。似合うのが羨ましい。
憧れがあるのはストレート向けのもの。シャキンとしてスタイリッシュで立ち姿が美しい…そうなりたいのです。無理です。
でも、おそらく私はナチュラル。それが残念というわけではないのですが、「ナチュラル向き」と挙げられているアイテム一覧は馴染みがなかったり、失敗したことのあるものが多くて戸惑いました。だからネット上の診断で「ナチュラル」と結果が出ても、しっくりこなかったんです。一例として…トレンチコート、ダメージデニム、印象の強い柄物、透明度のないアクセサリー(珊瑚・ターコイズ他)…など。
そしてナチュラルに合うアイテムのアドバイスとして…
「ラフに着こなし、自由に遊ぶ」。
と書かれていました。
ラフはともかく、あまり「遊ぶ」が得意ではありません。アシンメトリーであったり、柄物であったり…「好き」か「着たい」かは別の話。なんとなく、自分らしくないような気がするのです。
きちんとキレイで堅苦しく、上品にすっきりで面白みに欠け、甘く着ればムリ感につながります。
更にこう書かれていて、キレイとか、すっきりとか、甘さとか、私には難しいのか…と思ってしまったところで、以前金平糖さんが書かれていた記事を思い出しました。
よく「骨格診断を受けたら手放す服がはっきり見えた」というお話を聞いていたので、そういうものなのか…と思っていたのですが、骨格診断は私が思い込んでいた「マイナスを見つける」のが目的ではありませんでした。
この本の後半にも書かれていましたが、「好き」なタイプと「骨格」タイプが違う場合でも「似合うように着こなす方法(本書では”好きを偽装する”と書かれていました)」はあるのだと思います。骨格診断は、それを理解するためのツールのようなもの。
好きな傾向は決まっていて、その服だけで埋まっている筈のクローゼットを「タイプが違うから」と全部入れ替える必要は無く、「好きを活かすため」の骨格診断。そう考えると、身構えていた気持ちがすこし和らぎました。
余談ですが、本書には金平糖さんが言及されていた「ウエストラインの高さ」の例も書かれていました。ナチュラルなら「下重心」を意識すると良いようで、思い当たる節があります。
改めて金平糖さんのブログを参考にさせて頂いていてよかった!と思いました。
ナチュラルとして納得だったポイント。
- 定番のシャツ・Tシャツだけだと物足りない感が残る。
- ウエストラインは曖昧に。上げるより下げる。
- シフォンの透け感は×、麻の透け感は○。
- バッグの位置は下重心。
- マキシ丈スカートが似合う。
- ヘアスタイルは無造作・作りこまない自然体。
※繰り返しますが、色々書かれている中から私が「抜粋」しています。
実は、背が低いので敬遠していたマキシ丈のスカート。脚の太さを隠すために着始めたら、たびたび「背が高く見える(私にとって最高の褒め言葉)」と言われ、胸が熱くなった記憶があります。ただ、正直動きにくいので在宅時にほとんど出番がありません…でも、改めて「手放さない」と決めました。
読んだキッカケと、プロ診断を受けない理由。
骨格診断にはずっと興味がありました。でもどうせならプロ診断すべき?受けるなら本なんて必要ないのでは?…と思っていました(何度か書きましたが、図書館や古本屋がすこし苦手です)。
電子書籍だと一部の本がすごく値下げされることがあります。そして今回、この本の電子書籍版は紙書籍の80%オフほどの価格(300円)でした。残念ながら楽天のレビューがあまり良くなかったのですが(アマゾンでは賛否両論)、初心者の私にとって300円の価値は十分過ぎるほどにあったと思います。
プロ診断を受けない理由…というのは、心理的問題(じっと見られるのが苦手・精査されるのが辛い・押しの強い人に当たったら怖い)から。この気持ち、払拭できたら本当は受けに行きたいです。いつかは…という気持ちを残しつつ、今はこの本に触れたことで「答えの一端」が見えた気がしています。
本の内容については、もう少し思うところ(取り入れたら便利そうなポイントなど)があったので、次回に続きます。
トラコミュ。
本日のボールを守る猫。
あと、骨格参考にならないので、載せるか迷った写真です。
猫とドルマンカーデと私。