お中元はいりません、でも…。
こんばんは、ヤマネコです。
地域によって差はあると思いますが、そろそろお中元の季節です。お歳暮も同様ですが、この時期すこし迷うことが増えます。
※本日も無関係の画像から。マシュマロ(ミルクギモーヴ)を作りました。
昨年、お歳暮やお中元については「皆でやめた」と記事にしました。
年賀状や暑中見舞いも同じく、仲間内では「贈(送)り合わない」ことを暗黙のルールにしたんです。
ただし、そのルールはあくまで「仲間内」なので、それ以外の方々に「私はいらないんで」や「私は贈らないんで」と自我を突き通して拒絶するようなことはしません。だからやっぱり、毎年すこしだけ悩みます。
贈る側としての悩みもありますが、贈られる側としても。
お中元、何が欲しい?と訊かれる。
先日、仕事関係の知人から、お中元について欲しいものを訊かれました。本来、事前にそういう質問をする方は少ないと思いますが、最近の私が持ち物整理や食事管理に熱心なことを知っている方だったので、気を使ってくださったようです…申し訳ないと思いながら、とても有難かったです。
更に本音で言えば「お気持ちだけで十分で、何もいりません」なのですが…それを一般的なマナーを大事にしている方に説明するのは難しいなと、いつも思います。遠慮しているだけ、と解釈されるばかり。
とは言え「なんでもいい」が、相手を一番困らせることも知っていました。
答えを決めておく。
「何もいらない」は本音なので、相手がミニマリストの方なら「じゃあ物はやめましょう」で話が終わるのかもしれませんし、仲の良い友達なら先々のことも考えてきちんと説明して分かってもらう努力をします。
ただ、取引先の方(マナーは重んじるけれど、あくまで業務的で関係性は軽い相手)に私のライフスタイルを熱弁する…というのも、かえって失礼かもしれません。これは相手との距離感や、お人柄によるとも思うのですが、「いらない」で通すよりも、悩ませない程度に欲しいものを考えておくことにしました。
そしてその答えは、できる限りシンプルに。
洗剤より、食用油。
お菓子より、乾物。
あくまで「たびたび訊いてくださった方へ」の回答です。
子供の頃に開封してがっかりしたものシリーズが、大人になったらやっぱり嬉しいのだと感じました。これを言い続けて、最終的には「ヤマネコには油か乾物やっておけばいい」と思ってもらえたら(ちょっと切ないですが)楽そうだな…と思っています。
尚、一般的に人気なのはアルコールや生鮮食品、コーヒーなどのようでした。
お中元を頂いた、その後。
まずは「お礼状」を出す。
その後「お礼の品」を考える。
お中元を頂いたら、メールや電話ではなく「お礼状」を出すのが正しいマナーだそうです。そして形式的に「お礼の品(お返し)は不要」とマナー本などには書かれていましたが、同等(お世話になっている・お世話をしている)の相手から届いた場合はやはり頂きっぱなしにはできません。この場合は同額程度のお返しが暗黙のルール。
最初のお中元・お歳暮。
私が人生初のお中元・お歳暮を頂いたのは、23歳の頃でした。
当時のバイト先の上司(30歳)から届いて「え!?」と思いました。そもそもお中元やお歳暮なんて遠い世界の話…と、ふわふわしたイメージを持っていただけ。ルールもマナーも知らないし、お礼をする…なんてことにまで頭が回らず「何でこれが私に届いたのか?」というところから調べました。
二十代前半の独身女性で「お中元・お歳暮」を意識する人は私の周りでは少なかったけれど、あれは私にとって、届いた「品」以上に とても良いキッカケを頂いたのだと思っています。
今はお中元に対しても「減らしたい慣習」という意識がありますが…本当にお世話になった方へ、なかなか言えないお礼を伝える「良い機会」であることは確かです。
トラコミュ。
本日の猫。
ごはんの後に、ごろーん。
人間は「食べた直後に寝てはいけない」と言われますが、この野生的行為が気持ちがいいのは共感。
左上の子はまだ食べているわけではなく、食べ終わったお皿の様子を見ているところです。しばらく眺めています。