買わない買い物で得られること
こんばんは、ヤマネコです。
以前、欲しいものを見つけたら困るからウィンドウショッピングへは行かないようにしよう…と控えたことがあります。それで当然買い物は減ったのですが、最近はまた「見るだけの買い物」を楽しむようになりました。
※関係ない写真なのですが、引出しを空にして拭き掃除しました。湿気対策の換気も。
ウィンドウショッピングで「情報」を得る。
持ち物整理を進める中で、最近ようやく自分のワードローブが使いやすいものになってきました。そういうものが残るように手放していった結果。割と満足な量と種類で、新しいアイテムはしばらく必要ないかなと思っています。
満足しているならウィンドウショッピングも必要なくなりそうですが、それでも私が洋服を見に出かけるのは情報収集のため。
「こういう重ね着もありなのか」とか「このカーデを足せば夏のワンピースも秋まで着られるな」とか、そんな情報や、持っているものを「活かす」方法・アイテムを探しています。あとは「あのスカートの形は雑誌で見て苦手だったけど、実際に着て動くとあんな可愛い動きになるんだ」とか…生で見なければ分からない発見もよくあること。
私はレースやフリルといった女性らしい印象の服はあまり着ませんが(見るのは好きですが)、シンプルなラインのスカートが、自分の脚に寄り添ってサラサラ動くのが好きです^^
ウィンドウショッピングで「刺激」を受ける。
ちょっと前の話ですが、「今度皆で集まる時に着る服を買おう」と目的を持って出かけ、いくつか検討する機会がありました。ただ眺めているうちに「既に持っているあの服とあの服を組合わせたら良い感じになりそう」という妄想が膨らんで、すぐに帰宅してクローゼットを開きたくなりました。
こういうことは今回が初めてではなく、最近よくあります。ただそれは自宅でワードローブを眺めているだけでは、私にはなかなか気付けないことです。店に並んでいる服、マネキンの着合わせ、お客さんの服装、店員さんのアドバイス…色々な刺激を受けての結論。
お店には申し訳ないけれど、散々悩んだ後でも買わずに去って、クローゼットでスッキリ。アイテムを増やさなくても快感を得ています。
質問への「回答」や「アドバイス」を求める。
私は店員さんに話しかけられるのが苦手なタイプですが、質問があったらすぐ訊きます。それはネット通販でも同じですが、即回答や最新の情報が得られる、というのも店頭ならではのメリット。ウィンドウショッピングは無駄な行為ではなく、ファッション誌よりもリアルで鮮やかな情報収集の場だと考えるようになりました。
ちなみに、質問が終わったら「ありがとうございました。もう少し考えてみます」と、無理にでも話を終わらせて、そそくさと店員さんから離れます。必要(質問)以上の世間話が苦手だからです。ごめんなさい。
新しい服よりも、新しい考え方を求めて。
「好き!安い!買う!」と条件反射のように買い物をしていた頃と違い、今はプチプラな衣類一枚買う時でも、よく考えるようにしています。本当に必要か、着こなせるのか…など当たり前のことばかりですが、結論として「それでも欲しければ買う」で良いのだと思うようになりました。
というのも、持たない暮らしを目指し始めてからは「それでも欲しい」と思うこと自体が滅多になく、大抵は「やめよう」という結論に至るため。なんでもかんでも欲しいと思わなくなったからこそ、欲しいと思った時は前向きに検討していきます。
私にとっての「持たない暮らし」は何も買わない暮らしではなく、見極める暮らし。それを自然と取り入れる…ようやく少しずつですが、実践できるようになりました。そういう成長をこれからも続けていきたいです。
トラコミュ。
本日の猫。
心なしか、じっとりしているような床を拭き上げて、その後掃除機。
(という順番が正しいそうです)
こまめなブラッシングの成果もあってか、猫の抜け毛がようやく落ち着いてきたところ。掃除機の出番も少し減りそうです。