食事にもお菓子にも、オートミールは便利。
こんばんは、ヤマネコです。
ここ1~2年、我が家の定番食材にオートミールが加わりました。まだ近所のスーパーでは品揃えが悪く、友人知人の間でもあまり定着している印象がないので一度ご紹介させてください。
オートミールとは。
雑穀米などに入っていることが多い押麦とは種類の違う麦(燕麦)で、それを調理しやすく加工した全粒穀物。精白した穀類よりも、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富だそうです。
低カロリーで腹持ちがいいので、ダイエット食としても人気。
それを使って私が一番たくさん作っているのは「グラノーラ」。
ミルクなどをかけて食べるお馴染みのシリアルです。もともとはいつも参考にさせて頂いているお菓子作りブログで紹介されていて、「グラノーラって作れるんだ!」と衝撃を受け、その材料にと買ったのがキッカケでした。それがとても使い勝手の良い食材で、常備することに。
基本の、ざっくりグラノーラ。
材料と作り方はとてもシンプルで、小一時間あれば出来上がります。
- オートミール…2カップ
- ナッツ類(くるみやアーモンドなど)…1カップ
- メイプルシロップ(或いは砂糖)…大さじ2
- オイル(或いは溶かしバター)…大さじ2
ワンボウルで混ぜてオーブンの天板に敷き詰め、150度で30分焼く、或いはフライパンで炒り、冷ましたら完成です。
もっと美味しいレシピは沢山あると思うのですが、最近はあまり厳密に計量することなく、好きなものを好きなだけ投入して作っています。ふくらみや生焼けの心配はほとんどないので安心して作れます^^
グラノーラのアレンジ。
- 冷める前にチョコレートを混ぜる(絡める)と、チョコグラノーラ。
- 冷ました後に刻んだドライフルーツを混ぜると、フルーツグラノーラ。
- チョコグラよりも多めのチョコレートと混ぜて固めて、チョコグラバー。
長年、「シリアルを作る」という発想がなかったので、すごく斬新に感じたのですが…思っていた以上にシンプルな材料で簡単に作れ、アレンジの幅も広くて感動しました。
ヨーグルトをかけても美味しいです。
お米の代わりにリゾットに。
お米を炊く時は事前に浸水させる時間や、炊飯にも数十分かかりますが、オートミールはそのまま5~10分程度煮ればお粥(おじやっぽい)のように食べられます。
朝食に、酒粕入りでオートミール粥を作ってみた。香りはチーズリゾット♪朝食にするなら時間をかけてアルコールを飛ばさないとまずいかな?と思ったけれど、問題なさそう^^ヨーグルトの中は、イチゴとブルーベリーの最強コンビ。 pic.twitter.com/nfq5npxGIt
— ヤマネコ (@lynxes22) 2015, 5月 29
酒粕を入れたらチーズリゾットのようになりました。
後日、梅干やアボカドを加えた時も美味しかったです。
白米よりトロッとした食感ですが、お粥やスープの具として違和感なく食べられました。調理に時間がかからないのでとても重宝しています。
人・猫用の非常食にも。
外国映画などで目にするオートミールは、生のままミルクや湯でふやかして食べている印象でした。私はその食べ方が苦手だったのですが…炒ったり、少量の水で短時間煮るとぐっと食べやすくなるので、非常時には活躍しそうな食材だと思っています。
オートミールは手作りキャットフードの材料に使われることもあるので、人も猫も食べられるストック品のひとつ。先日のキャットフード記事の時に穀物は控えめにしたいと書きましたが、臨機応変に考えていきます。
主食にも、副食にも、おやつにも。
そのままだと少しふかふかした雑穀で、煮るとトロッと、焼くとサクサクと香ばしくなります。ケーキの生地の中ではしっとりしていて、色んな食感で楽しんでます。
シンプルなパンケーキを焼くなら、小麦粉の代用にも。
甘味にも、食事にも…と多用途に使える食材は貴重なので、我が家の定番ストック品になり、市販のシリアルは買わなくなりました。
トラコミュ。
本日の猫…暑い。
暑い。
毛むくじゃらはかわいそうだな…と思いながら、6月(明日)からクーラー解禁予定です。