クローゼット整理と、私が買わない理由。
こんばんは、ヤマネコです。
ここ数年、我が家では衣替えという大イベントは実施していないのですが、季節の変わり目を利用して、衣類の見直しをするようになりました。
衣替えの代わりに、見直しの機会。
着用後の衣類は、洗濯やお手入れを済ませた後、クローゼットに戻す前に「これからも着たいか」を自問します。そろそろ引退させようと思えばリサイクル用に別の場所へまとめ、もちろんまだ着たい!と思えばクローゼットに戻す。
普段から意識はしているのですが、更に季節の変わり目を利用して、全体を見直すようにしています。
そうして昨年は沢山の衣類を手放す機会を得て、残ったボトムスは11点に。
更に靴下・レッグウェアなどは、22点に。
ちなみに、何度もしつこく公言してしまいますが、ミニマリストの侵してはいけない聖域を目指しているわけではありません。
「持ち物を把握し、丁寧に扱う」が、所持品においての私の目標で、気付けばあまり意識していなかったワンピースは6点まで減っていました。
ものを手放すのが苦手だった私にしては、なかなかの進歩でして…、そして買わない習慣から、一番新しいものでも5年以上前の購入品です。
物欲との付き合い方、私の場合。
「手放すのが苦手なら、まずは増やすのをやめよう」
当たり前のことですが、この自己完結に尽き、昨年から現在まで、インナー以外の服を買っていません。今年は「買うのを休む」は解禁したつもりですが、特に欲しくならないのです。
必要なもの、実用的なものはともかく、感情的・状況的な理由(かわいい、流行など)で動く物欲は理性的な自分と戦わせると、大抵平常心を取り戻すようになりました。
「欲しい!」「本当に?」
「絶対に大事にする!」「お手入れの仕方調べた?大変そうだけど」
「△さんが持っててすごく可愛かった…」「△さんと同じように持てるつもり?」
「この価格は今だけ!」「同じ値段で××が買えるよ」
「もうめぐり逢えないかもしれない」「新しい出会いが待ってるかもしれない」
ひたすらネチネチと揚げ足をとっていきます。
服だけに限らず、インテリアや消耗品、家電その他、一度は会議をしてみる…水城せとな先生の脳内ポイズンベリーの世界が、私の中にもある。
- 作者: 水城せとな
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/05/19
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※昨年ドラマ化した、失恋ショコラティエの原作者さんです。
そんな面倒な脳内会議を繰り広げても、それでも欲しい!と思えるものが時々あって、そこまで到達できた買い物は、あまり失敗しません。
そうして毎回、私の脳内がガヤガヤし続けた結果、ノリと勢いだけで「欲しい」と思うこと自体が、少し減ったのでした。
よく考えてみたら、私は洋服に対してそこまで物欲がなく…いえ、ステキなファッションに憧れる女心を今もかろうじて持っていますが、その会議に耐えられるほどの情熱が…ない!
また人並みに、誰かに「負けたくない」という気持ちも持っていますが、私の物欲を打ち負かすのが、私の理性なので、なんだか仕方が無いと納得してしまいます。
トラコミュ。
本日の猫は…いきなりお尻でごめんなさい。
その上、私のプチ自慢をご披露しますと…
こたつの中に手だけつっこみ、猫たちのしっぽをまさぐって「誰のしっぽか」を百発百中で当てる!という無駄な特技を持っています。