人と猫のため、緊急時の備えリスト。
トピック「被災」について
こんばんは、ヤマネコです。
本日で東日本大震災から4年が経ち、色々な感情渦巻く中で、私も黙祷を捧げました。あれから毎年、この日を「緊急時の備えを見直す機会」にしています。
待機か、避難か。
必要な備えは沢山あると思うのですが、それを「どこで」使うかで、選ぶものが多少変わると思います。
- 自宅待機…一定期間、自力で生活することに備える。
- 避難所…移動に支障のない量を備える。
臨機応変さも大事ですが、もし選べる状況にあれば、私は避難することより、ギリギリまで「自宅待機」を優先します。
そうしたい一番の理由は「猫たちを連れての避難」に不安があるためで、他の家族は避難させ、私と猫は残れたら…と理想論ですが、思っています。
その分、援助を受け難くなる可能性も考え、食料などは多めに備えることにしました。
自宅待機のために。
無いと困るもの。
- 食料(ローリングストック)
- 水(ローリングストック/猫も飲める軟水)
- 除菌用アルコール・ウェットティッシュ(水道が使えない場合に)
- カセットコンロ+ボンベ(+普段用の鍋)
- 使い捨てトイレ
- 使い捨て女性用品
- トイレットペーパー(ローリングストック)
- ラジオ
- 懐中電灯
- 携帯電話(家族が揃うまで)
- 電池
- ろうそく
- ライター
- 防寒具・カイロ(電気が使えない場合に)
- キャットフード(一ヶ月分以上)
- 猫のトイレ消耗品
- ゴミ袋
- ニオイの漏れないゴミ箱(ゴミ処理方法を考えておく)
食べ物は、ローリングストック。
食べ物や水はローリングストックしていますが、保存期間が長い備蓄専用の水(ペットボトル)も買い置きしてあります。
水は足りなくなる不安も大きいため、折りたたみタンクも準備。
ラジオ兼懐中電灯は、手回しで使えるタイプで携帯充電も可能。
食材は普段使いのものがメインで、加熱調理は主にカセットコンロを活用。
実はレトルトやインスタント食品がほとんどなく、検めてみて買い足す必要性を実感しました。
トイレの備えも、万全に。
私は使い捨ての女性用品を普段使いしないのですが、被災された方の体験談を伺って、備えておくようにしました。
節水のため、手洗い時にはウェットティッシュやアルコールも活用。
使い捨てトイレは市販品も買ってありますが、猫のトイレ砂でも代用できます。
ビニール袋(出来れば黒)に砂を1~2カップ入れ、人間用の簡易トイレに。これもローリングストックとして、多めに備えるようになりました。
また、トイレットペーパーは一巻170メートルのものを買っているのですが、短いものをストックしておくより、収納や持ち運びに便利です。
※見た目は一般的なものと大差ありません。ちょっと薄手ですが、それなりに柔らかいです。
避難のために。
避難する時、持ち出すもの。
- 1~2日分の食料
- 1~2日分の水
- 糖分補給の菓子類
- アルコール・ウェットティッシュ
- バスタオル(防寒具・寝具・衛生用品)
- レインコート(雨具・防寒具・敷物)
- 衣類・下着
- 笛(鈴)
- 応急処置セット(消毒液・絆創膏・シップ・包帯など)
- 使い捨てトイレ
- 使い捨て女性用品
- トイレットペーパー(1~2巻)
- 油性ペン(手足やガラスなどに書き込める筆記具)
- カッターナイフ
- 携帯電話(家族が揃うまで)
- 懐中電灯
- 電池(他の所持品に合わせて)
- 耳栓(使用前提ではありませんが、念のため)
- 使い捨てカイロ(温)/ヒヤロン(冷)
- ヘルメット(防災頭巾)
- 軍手(防寒・怪我防止)
- スニーカー(避難時に走れる靴)
- ゴミ袋
現金なども大事ではありますが、それよりもまず必要になるもの。
私は古い眼鏡(度数は同じ)も入れています。
頼りたいこと、備えたいこと。
避難所へ行けば、多少の援助を受けられるのでは…という期待もあるのですが、食事や消耗品など、数日分は自分たちで準備しておきます。
上の写真で一人分(三日分)、同セットを家族人数分準備。
(キシリトールガムは、緊急時の歯みがき補助に)
避難中に必要なもの。
家族人数分、折りたためるタイプのヘルメットを買いました。
紐を引っ張るだけで形ができるもの。
(簡易的な説明が本体に貼られたシールにも書かれています)
思っていた以上にしっかりしているので、強度も信頼しています。
スニーカーは、靴箱からすぐに取り出せる位置に収納しました。
猫との避難に必要なもの。
- キャリーバッグ
- キャットフード(ウェットフードなら水分補給にも効果的)
- 水(ミネラル分の少ない軟水)
- フード・水の器
- 首輪+ハーネス
- ウェットティッシュ
- トイレ+砂(普段の愛用品/外で済ませることも考えて)
- トイレシート(粗相・嘔吐などに備えて)
- ゴミ袋
- 大きめの洗濯ネット(暴れる猫を落ち着かせるために入れます)
- バスタオル(爪を立てる猫を抱える時に使います・猫の寝具にも)
- 猫が好きなおもちゃ(逃げてしまった時、呼び戻す道具として)
普段から爪を切っておくことも、備えのひとつ。
避難が必要になった時、猫たちをどうするかが最大の課題。
一番は自宅待機ですが、それが難しければ自動車移動(車内待機)が理想で、人間の寝泊りする場所を兼ねつつ、しばらくは共に暮らせたらと思っています。
トイレや食事の心配、他の避難者への迷惑(アレルギー・衛生面・鳴き声)、猫たち自身へのストレスを考えると、避難所へ同行させることは私のエゴに思えてなりません。
追記:うちは猫が多いため、連れ出す不安が大きいのですが、大人一人に1~2猫の同伴という形がとれるなら、迷わず連れて避難すると思います。
…いずれにしても臨機応変さが必要になり、まだ答えを出せないのが本音。とにかく、出来るだけ自宅待機に望みを繋ぎ、思いつく限り万全の備えをします。
トラコミュ。
上を向いて。
穏やかな未来へ進んでいけますように。