蒸し器がなくても、干し芋作り。
こんばんは。
毎冬、干し芋を食べるのが小さな幸せになっているのですが、今冬は初めて生芋からの手作りに挑戦。ただ、さつま芋を干す前に必要な「蒸し器」が我が家にはなく、家にある道具だけで作る方法を探してみました。
干し芋を作るには…
- さつま芋を洗って皮をむく。
- 出来れば薄く切る(蒸し時間短縮のため)。
- 変色防止に、たっぷりの水に晒す(2~3時間)。
- 竹串がスッと通るまで、しっかり蒸す(20~30分※厚みや形状による)。
- 気温と湿度が低く、晴天の日に天日干し(3~7日※環境による)。
こんな工程でした。
我が家には干し野菜用のネットがありますが、新聞紙や平らなカゴなどに並べて干しても良いそうです^^
道具が足りない。
それほど難しく無さそうでしたが、問題は我が家に蒸し器がないこと。
鍋+茶碗で代用する方法を見つけたのですが、ぴったりサイズのものがなく、電子レンジ(オーブン)は他の用途で同時進行したかったので、候補には出来ず。今持っているキッチンツールの中から試してみることにしたのが、18センチの鍋と、18センチのステンレス(パンチング)ザルの組み合わせ。
サイズは、ぴったりはまりました^^
鍋+ステンレスザルで、蒸し器代わり。
熱湯は鍋底から1~2センチ程度の高さまで、火加減は弱火~中火(IH)、ぐつぐつ湯気が立っている上からザルをはめて、芋を並べるだけ。鍋の蓋がしっかり閉まらなくなるので、布巾をかけて蓋を載せて、待つこと15~20分(薄切りにしたので)。
ザルの底が平らではないものの、問題なく蒸し芋完成です!
蒸し芋のまま食べても美味しいのですが…^^;
網などに並べて干し、三日目くらいから干し芋として食べられました。
(出来具合の好みで、干し期間は延長)
皮も無駄にならず。
皮は「きんぴら」にすると美味しいというネット情報を見かけたので、芋を蒸している間、簡単に常備菜風の一品。
ちょっとくたっとする程度に電子レンジで火を通し(様子を見ながら1分弱)、油で炒めてシンプルに醤油で味を付け、最後にゴマをふって完成。ゴミになる皮だし、ただの節約レシピだな~と侮っていましたが、これすごく美味しかったです!
昨年末から蒸し器を買うか…すごく悩んだのですが、今回はキッチンの道具を増やさずになんとかなりました^^
冷たく乾燥した空気が辛いこの季節、干し芋作りには最適だそうなので、晴れの日が続きそうな時に、少しずつ作って楽しもうと思います!
参考にさせて頂いているトラコミュです。
工夫を楽しめるのが、小さな幸せ。
本日の猫は、高いところから失礼します。
なに考えてるんだろうな…。
ごはんのことかな…。